面接をうける人の為この文を目読する。それが終ったら指導者の合図をえてから…声に出して読む。
高校を卒業して「面接」を受ける生徒を対象に「話し方教室」を始めた。まず「自己紹介」からだ。立つて挨拶し、笑顔で名前、住所、趣味、そして「会合趣旨に沿う」こと入れるとウケる。面接で何人もの人から平凡なことを聞かされる面接官にウケることを云うのがいい。これは事前に考えておく。山の会で海の話をしたり、海の会で山の話をしたりしない。自分は何の為にこの場にいるか?を考えて話をする。看護婦の面接に来ているのだ。例をあげると、 やさしさとは…友情とは…ちょっと気がついたこと、反省したこと…勇気を得たこと…… 自分の良い点などは友人に聞いておくといい。最後にもう一度名前と挨拶をいれ感謝の言葉でおわる。
云うは簡単だが実行はなかなか…みじかいので何度もしてみることが必要だ。メモはいいがしゃべるときはメモは見ない。お客をみる。男性は真顔でしゃべるとコワイと思わせることがある。笑顔でしゃべろう。練習がいる。終わったら、あわてて帰ったり、失敗を隠すようにテレ笑いをして帰ったりしない。笑顔で帰る方がいい。
つぎは立ち姿です。お客を見たら一瞬静止、(手をそろえて)皆さん(ここからおじぎに入る)こんにちは!(正面をみて)今日はこの会に参加するのを楽しみにしてきました。(ここから三方向に顔をむけながら話す…)
(最後にもう一度)名前を言う。皆さん、ありがとうございました。(礼)この言葉きっかけに会場から拍手がくる。 帰りもゆっくりとかえる。 (お客のマナーは)うなづいて聞いてあげる。拍手も忘れずに!
「言葉づかい」 自己紹介をします。(もっと良いい方は)自己紹介を致します。
私は□□□□と申します。 に住んでいます。 に住んでおります。
~日用語よりすこしエレガントに言う~手の組み位置は他人が見てかっこいい所を決める。
では「スピーチの実習」にうつります。 (1分)
指導者の司会:それでは□□さん、よろしくお願いします。生徒は元気よく返事をする。「はい」皆さん拍手をどうぞ!(拍手)拍手が終わってから…中央演席でしゃべる。
(ご本人)皆さん、こんにちは!今日はこの会に参加するのをとても楽しみしてきました。では簡単に自己紹介を致します。 (注)ここで、よろしくお願いします。と言わない。
私は「□□□□」と申します。名前の字は「□□□□」「□□□□」と書いて□□□□といいます。宮崎市の「〇〇〇〇」に住んでおります。家族構成、趣味、などを短くいう。そして「会合の趣旨に沿う」ことを入れると必ずウケる。
(あらかじめ考えておいたことを言うほうが強い印象を与える。・料理教室にはいるにあたっての決意は…・海ガメをまもる会に入るに当たって・この会社にはいるにあたって…)
「□□□□」と申します。どうぞよろしくお願い致します。(ここで終わらず、つづける)皆さん、ありがとうございました。(礼)
-1分間のスピーチは…自分を売り込む1分間のCMです-
(これまでの出演者の感想です)
・紹介は「名前」だけでいい。字の解釈・くわしい説明はいらない。 三方向しっかり向き話す。一方向は7秒は静止して話す。
・話の内容はあまりに模範的なよそいきな話はやめてほしい。普段の話でちょっと気りきいた実話、生徒レべルの話をきかせてほしい。
・早口でしゃべるので、もうすこしゆっくりとわかりやすく、
・自己紹介は60秒で終わるように。長い人はお話を少し短くする。
・自分の話はできれば3つ用意する。(練習用に)