「話し方教室」スピーチ編

  「思い出は宝だ!」                   ひろりん  2分

座っているだけで人に会える…とは信じがたいけど夢ではない。友達とこれまでに楽しいできごとをビデオで見るのだ!ユ二バーサル・スタジオで皆でETアドベンチャーを見たり、ウォーターワールドの近未来の軽飛行機がつっこんでくるショーに思わず声をあげたりして大変おもしろい。奈良の若草山も大阪や京都の同級会でもビデオは回っていた。沖縄でもハワイでもビデオは回っていた。同級生との楽しい出来事はかならずビデオがあった。

子供の頃みた幻灯機のように、この世にいなくなった友達も本当にそばで笑いあう…君はスイッチ押すだけでいいのだ。思い出は宝だ!通りすぎていく思い出達よ…まぁ一服してハワイのワイキキの風景で一杯やろうではないか!

 

「スピーチ稿」    「100円玉で子供の命を救おう!」        ひろりん      2分

先日の日曜日、宮崎観光に来た友人を案内して青島へ行きました。ちょうど七・五・三のお参りにきている親子づれの姿がありとても可愛かったです。

子供の幸せを願うのは親の共通した願いです。しかし戦争や病気や交通事故で親を失った子供たちの幸せは誰が祈ってくれるのだろうか…と思いました。

ユニセフという国連の「子供を守る」団体があります。戦争による飢餓、貧困による病気など、弱者である子供たちを、今そこにある危機から守ろうとしている組織です。赤十字も頑張っていますがユニセフも頑張っています。冬を迎えて寒さを防ぐ毛布もなくふるえている子供たちに衣類や薬、食料を与えようと活動しています。善意や同情だけでは飢えは満たせません。薬がなくては治療もできません。
ユニセフ宮崎県支部が今100円募金の活動をしています。机の隅に眠っている100円玉で子供の命が救えます。

 

スピーチ 編      「命の値段は50万円じゃないぞ 」          ひろりん  2分
種子島沖はマグロがよく釣れる海なのです。宮崎県からは200㎞も離れた海上です。 日向市のマグロ漁船「幸吉(ゆきよし)丸」という小形船も3人が乗り組んでそこへ出漁しました。突然ドーンという大きな音がして船が激しく揺れ自分も転がりました。起き上がって外を見ると船体の半分がなくなっているではありませんか!そして白い大きな船が通りすぎて行きました。衝突されたのです。

「幸吉丸」の是沢さんは万一に備えて折畳式のゴム製の救命ボートを積んでいました。これは、船が浸水するとビニールの屋根つきの救命ボートになります
3日目の朝になったら寒さによる体力消耗と空腹で「もうダメかもしれない…」と思うようになりました。その時です、かすかにヘリコプターの爆音が聴こえてきた。捜索ヘリだ!と身を大きくのり出して手を大きく振りった!
この3人の命を助けたゴム製の救命ボートはの値段は50万円。船舶検査には必要ないから、といってライフジャケットだけであったら、寒い海中で体温が下がりおそらく助からなかったことでしょう…。是沢船長は、まさに地獄の1丁目から50万円で3人の命を買い戻したのです。